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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2008年05月01日

北上川のサクラマス

 27日の夜、ちょっとしたシーバス情報が入ったのでチームウミマンメンバーのテッシーを誘って石巻へ。1時間ほど探ってみたのですがこれといった反応が無いために牡鹿半島へ。なんでもテッシーが昨夜ヤリイカを釣ったそうなので、もしものためにイカ釣り用のエギも持ってきていたのです。牡鹿半島は初めてだった私は、途中で普通に鹿がいるのを見て爆笑してしまいました。
 
 1時間ほど走って着いたのは、小さい漁港。さっそく昨日釣ったというポイントへ行ってみると馬鹿でかいバチがうねうね泳いでました。さすがにきもい。とりあえずエギを付けて投げて、しゃくってみたのですが反応無し。ほんとにいるのか?なんて思っていたら、「きました!!とテッシー。見事に胴長30センチほどのヤリイカを釣り上げました。

よく見るとイカが群れで回遊していたので、やる気アップ。サイズ変えたり、色を変えたりしたのですが、全く反応無し。その後はメバルロッドを借りて、メバルを3匹ゲット。テッシーはイカ1パイ、メバル数匹釣ってました。いつの間にか腕を上げてた感じ(笑)
 
 3時頃になり、テッシーと別れて北上大堰へ。先日の仕事前サクラの2日後にもやってたのですが、ノーバイト。今回4回目。簡単に釣れる魚ではないのは解っていたのですが、だんだんつらくなってきてました。
過去3回はいずれも天気は良くなくて、とにかく寒かった。今日は天気悪くないけど風が強い。というか強風。とにかく1本釣らないとなんにもわからない。始まらない。
 駐車場へ着くと満杯。堰の下はまず入れないので、少し下流の階段になっている所へ。下流側は誰も入っていないので少しずつ釣り下って行く。何も無し。戻っていく。何も無し。この時点で眠気がピークに達したため、車に戻り寝る事に。釣具屋さんに夕方のほうがいいと聞いていたので、午後まで寝ました。
 起きたらますます風が強くなっていてびっくり。対岸の方でウェーディングしてみたのですが、風が強くて釣りにならない。腹が減ったので近くのスーパーの横にあった飯屋さんで昼食。
 堰下の駐車場へ戻ってみると車がほとんど無くなってました。場所取りのために今から行ってるか、のんびりしていようか、どうしようか迷っていた時、隣に車が。話をしてみると私と同じで、「今年はじめたばかり、まだ釣った事が無い、仙台から毎週来ている」という事でした。ただその人は渓流がメインとの事で、「渓流はどうとか、シーバスはどうとか」そんな話をしていました。「サクラは全然わからない、釣れる感じがしない。とりあえず、せっかく来てるんだから振っていこうと。」一緒。

 で、なんとなく釣り開始(笑)。釣り場に着くと先日サクラマスを釣っていた地元のおっちゃんがいました。話を聞くと「昨日は階段のとこで3本釣れた。今日は飯野橋の下で3本、ここでは1人だけ釣れた」そうで、おっちゃん曰く、「とにかくルアーを投げろ」と。
 渓流の人とおっちゃんの間で開始。天気は良くて気持ちいいんだけど、風が強くて寒い。変な感じだなあと思いながらもくもくとキャスト。
スプーンを赤金のパーマークが入ったのにチェンジ。確か3投目ぐらい。

 「グッググーッ」突然何かの反応。慌てて合わせをいれる。
「ジリジリジリッジッジッ」ドラグが出される。
「グンッグンッグンッ」シーバスでは味わった事の無い独特の感触。すぐに解った。
きたーっ
とうとうきた。サクラだ、と思った時に初めて気が付いた。オレサクラはもちろん初めてだけど、トラウトも初めてだし、シングルフックも初めてだ。
シーバスに比べてサクラマスの口は小さいし、シーバスはトリプルフックが一般的だ。バレたらどうしよう。幸いフックは良い掛かり方をしているようで、フックアウトはなさそう。そうこうしていると、おっちゃんも渓流の人も私が格闘しているのに気づいてくれて、フォローしてくれた。ランディングに全く自信が無かったので、ネット入れは渓流の人にお願いした。

「やったー!!」 

叫んだ。さすがに大興奮した。デジカメ持ってきてなかったので、携帯で写真を撮っていただいた。


測って見ると58cm。初サクラとしては上々のサイズだと思う。何よりも釣れて良かった。



 何といっても美しい。かっこいい。写真でもかっこいい顔をしているけど、実物は素敵すぎた。

 しびれていたら、胃が痛くなってきた。極度の興奮のためだ。魚を釣って胃が痛くなったのは阿武隈で90センチのシーバスを釣った時以来だった。
 十分に満足して、仲間に報告した。

夕方までやっていたのだけど、渓流の人が惜しかった。サクラマスがヒット!!しかもでかそう。と思ったら、ジャンプした。間違いなく70を超えていた。その後ものすごい走りでドラグを出した。本人も言ってたけど、ビデオにとっておきたいぐらいのファイトだった。しかし、木に巻かれたのか痛恨のバラシ。たぶん彼の釣り人生の中でも屈指のファイトだったであろうと思う。そのぐらいすごかった。

 念願であったサクラマスを釣る事ができた。人によっては何年も釣れない魚だ。それを4回目にして釣れた。今日にでもまた行きたい気もするけど、一応サクラは終わりの予定。一区切りついた。これで心置きなくシーバスに没頭する事ができる。昨年はイマイチのまま終わったので、今年のシーバスへの想いは強いのだ。

 もしかすると明日にでも北上大堰に行くかもしれないし、秋田、山形でのサクラマスは魅力的だ。ただ、釣れないと思う。だからこそ、釣れて良かった。ありがとう、サクラマス。
  

Posted by TeamUMIMAN at 02:21Comments(4)サクラマス