退屈な事は多いけど、嬉しい出来事はトコトン喜んで楽しんでいるのだ。
マサシです。
あんまり暑い8月の最初の休日。
釣りに行く予定もなくなり、ウチでダラダラしていた。
そんな時ふと広瀬川の事が頭によぎった。
2年前のニュースで
「広瀬川でサクラマス60匹ほど死んでいるのが見つかる」
というのを見た。
昨年も同じような事が起きていたそうだ。
場所はウチからごく近い広瀬橋の辺り。
ちょうど今ぐらいの1番暑く、川も渇水MAXのタイミング。
ずいぶん可哀想な話だなと思うと同時にそんなにサクラマスが遡上してるのかとも嬉しい気持ちも残った。
仙台のど真ん中を流れている広瀬川にサクラマスが遡上している。
スゴく素敵な話だと思わない?
それだけの自然が残っている「杜の都仙台」がオレは好きだ。
今の市長はどうかと思うけど。
ちょうど鱒が溜まっているタイミングではと思い、堰へ散歩してきた。
予想以上に渇水が酷い。
秋に鮭が溜まってたポイントもチャラ瀬になっている。
堰の上を渡れた(笑)
堰周りは鮎がたくさんいる。
長町側に渡り、歩いてたら
いた。
死んでから数日というところか。
やはり死んでいた。
しかし一匹だけなら今年は大丈夫なのかも。
あんまり暑いのでかわに浸かっていたら、大きい魚が寄ってきた‼
なんと桜鱒。
まだ生きてるヤツだ。
しかし、手で掴めるくらいに鈍くなっている。
どうにか捕まえて堰の上の水量がある所へ逃がしたいと思って悪戦苦闘したのだが、とうとう捕まえることはできなかった。
そのまま川を渡り歩いていると巨ゴイの大群に遭遇。
こいつらはなかなか強いようだ。
そこから更に下り、鮎釣りをしている人たちの辺りを超え、うちの前ぐらいまで下ったのだが愕然とした。
少なくともオレが確認しただけでも10匹以上のサクラマスが死んでいた。
スゴくやるせない気持ちになってきた。
ちなみに他の魚の死骸は全く見なかった。
きっとサクラは高水温には弱いのだろう。
他の川はどうなのか?やはり真夏に大量のサクラが死んでいるのか?
オレはサクラマスに夢中なので、人一倍ショックを受けただろうけど、
特に釣りをしないようなヒトでもあの状況を見たら、きっとヒドイなと感じるだろう。
これが毎年起きているとしたら、かなり酷い事だ。
堰の形状が遡上しずらい、サクラマスが夏の渇水時期を過ごせるような淵が少ない、
色々な要因はあるのだろう。
ただ黙って、死んでいくサクラマスを見過ごすことはできない。
これから少し川の事情、サクラマス遡上の事情を調べてみたいと思います。
何もできないかも知れないけど、何かアクションを起こせるかもしれない。
今はそんな気持ちです。
余談ですが
ちょいと散歩のつもりが2時間も炎天下の下でウロウロしていたため、背中と肩が日焼けでヤバイです(笑)