2012年09月01日
夏のぬけがら~永遠のサマーチューン
マサシです。
八月終わっちゃいましたね。
とは言っても引き続きあづい。
あづい、あづい。
まだまだ夏は終わってないようだ。
夏バテなヒト、秋が美味しいモノをたくさんスタンバイしてますよ。
ちゃんと回復しておこう。
今日も釣りとは全く関係の無い内容でお届けします。
ウミブログは何でもアリなんです。
今日は僕の大好きなロックンロールのお話。
興味の無いヒト、ごめんなさい。

夏というと毎年、必ず聴いているアルバムがある。
夏のぬけがら
真島昌利
現在廃盤
オレの永遠のロックスター、アイドル、精神形成に多大な影響を与えた人達。
現在はクロマニヨンズというバンドで好きに楽しくやってらっしゃるヒロト&マーシー。
頭にバンダナを巻いてギターをかき鳴らし、時折しゃがれた声でコーラスを奏でるマーシーこと、真島昌利。
そのマーシーが1988年にブルーハーツとして人気が出始めた頃に初のソロアルバムとして発表したアルバムがそれ。
当時フォークロックと呼ばれ、パンクロックの荒々しく愚直なサウンドとフォークソングの影響を受けた日本語の歌詞で、
青臭くも斬新なスタイルで一躍メジャーシーンへ駆け上がったザ・ブルーハーツ。
リンダ リンダ、TRAIN TRAIN 、情熱の薔薇、人にやさしく、とか。
聴いた事あるでしょ?
当時中学生だったオレは吐息でネットからGET WILDへ。
ナンノから森高へ。
そんな多感な時代です(笑)
元々ロックというイメージが嫌いだった。
ストーンズのベロマークとミックジャガーの顔とか。
なんかギャーとかギャーンとか。
汗だくでイエーィみたいな。
ブルーハーツも汗だくだったな。
当時は下品に思えた。
ヒロトの声も合唱団に入ってたオレには下手すぎたし。
あまりにも単純なメロディーもピアノ習ってたオレにはやっぱりシンプルすぎたし。
けど、なんかある日突然に入ってきたんだよなぁ。
下手が良く思え、シンプル、単純の繰り返しが良く思えてきた。
そして、この人達はなんかいいこと言ってるんじゃないかと思えてきた。
そこからは一気にだった。
急速にのめり込んだ。
今思えば、下品じゃなくて野蛮。
全然整然としてないのに圧倒されてた。
話がだいぶそれてしまったけど、そのブルーハーツのギタリスト、マーシーのソロアルバム。
ブルーハーツからハイロウズ、現在のクロマニヨンズへのキャリアを通じてみれば、そのエッセンスは時折滲み出して、思わずはみ出して、垣間見得る事はあるのだけれど、マーシーは、マーシーのソロは独特だ。
シンプルな言葉を繋ぎ合わせて、普遍的な情景を紡ぎ出し、情緒的なメロディにガラガラなハスキーボイスで歌い上げる。
時に激しく。
時に優しく。
そして、夏のぬけがらは全編に夏を感じさせる。
暑く、蒸し暑く、ある時ふと涼しさを感じた時の少し寂しい、喪失感とでもいうか。
こないだ花火を見た時の感覚にも似ているかも。
子供の頃は夏休みの終わりってよりも、学校始まって友達に会える事の方が実は嬉しかったような。
大人になった今の方が、夏だけ持っている開放感、ドキドキ感、匂い、音を、目一杯楽しんでる、感じている気がする。
そしてノスタルジーに浸るために聴いているというよりも夏を彩る音楽なのだ。
もしかしたら、オトナに成りきれない、ロクデナシへの慰めなのかも知れない。
それでいいじゃない?
そう思えるオレはきっとロクデナシなんだろう(笑)
おしまい
八月終わっちゃいましたね。
とは言っても引き続きあづい。
あづい、あづい。
まだまだ夏は終わってないようだ。
夏バテなヒト、秋が美味しいモノをたくさんスタンバイしてますよ。
ちゃんと回復しておこう。
今日も釣りとは全く関係の無い内容でお届けします。
ウミブログは何でもアリなんです。
今日は僕の大好きなロックンロールのお話。
興味の無いヒト、ごめんなさい。
夏というと毎年、必ず聴いているアルバムがある。
夏のぬけがら
真島昌利
現在廃盤
オレの永遠のロックスター、アイドル、精神形成に多大な影響を与えた人達。
現在はクロマニヨンズというバンドで好きに楽しくやってらっしゃるヒロト&マーシー。
頭にバンダナを巻いてギターをかき鳴らし、時折しゃがれた声でコーラスを奏でるマーシーこと、真島昌利。
そのマーシーが1988年にブルーハーツとして人気が出始めた頃に初のソロアルバムとして発表したアルバムがそれ。
当時フォークロックと呼ばれ、パンクロックの荒々しく愚直なサウンドとフォークソングの影響を受けた日本語の歌詞で、
青臭くも斬新なスタイルで一躍メジャーシーンへ駆け上がったザ・ブルーハーツ。
リンダ リンダ、TRAIN TRAIN 、情熱の薔薇、人にやさしく、とか。
聴いた事あるでしょ?
当時中学生だったオレは吐息でネットからGET WILDへ。
ナンノから森高へ。
そんな多感な時代です(笑)
元々ロックというイメージが嫌いだった。
ストーンズのベロマークとミックジャガーの顔とか。
なんかギャーとかギャーンとか。
汗だくでイエーィみたいな。
ブルーハーツも汗だくだったな。
当時は下品に思えた。
ヒロトの声も合唱団に入ってたオレには下手すぎたし。
あまりにも単純なメロディーもピアノ習ってたオレにはやっぱりシンプルすぎたし。
けど、なんかある日突然に入ってきたんだよなぁ。
下手が良く思え、シンプル、単純の繰り返しが良く思えてきた。
そして、この人達はなんかいいこと言ってるんじゃないかと思えてきた。
そこからは一気にだった。
急速にのめり込んだ。
今思えば、下品じゃなくて野蛮。
全然整然としてないのに圧倒されてた。
話がだいぶそれてしまったけど、そのブルーハーツのギタリスト、マーシーのソロアルバム。
ブルーハーツからハイロウズ、現在のクロマニヨンズへのキャリアを通じてみれば、そのエッセンスは時折滲み出して、思わずはみ出して、垣間見得る事はあるのだけれど、マーシーは、マーシーのソロは独特だ。
シンプルな言葉を繋ぎ合わせて、普遍的な情景を紡ぎ出し、情緒的なメロディにガラガラなハスキーボイスで歌い上げる。
時に激しく。
時に優しく。
そして、夏のぬけがらは全編に夏を感じさせる。
暑く、蒸し暑く、ある時ふと涼しさを感じた時の少し寂しい、喪失感とでもいうか。
こないだ花火を見た時の感覚にも似ているかも。
子供の頃は夏休みの終わりってよりも、学校始まって友達に会える事の方が実は嬉しかったような。
大人になった今の方が、夏だけ持っている開放感、ドキドキ感、匂い、音を、目一杯楽しんでる、感じている気がする。
そしてノスタルジーに浸るために聴いているというよりも夏を彩る音楽なのだ。
もしかしたら、オトナに成りきれない、ロクデナシへの慰めなのかも知れない。
それでいいじゃない?
そう思えるオレはきっとロクデナシなんだろう(笑)
おしまい