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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年06月24日

川と蛙と大雨と濁と

昨日はモモの記事があがってましたが、今年もようやくニューバイしましたね。


ウメの実がいい塩梅に熟す時期だから入梅というそうです。


そういえば梅酒を漬けるのもちょうど今ぐらい。



魚を持った手の臭いよりもウメやモモの香りが好きです。








さて、

また「川」へ行ってきた。






所謂抜け駆けというヤツ。

今回は朝ぐらいからずっと雨の予報なので中止も考えたのだが、

同行者がどうしても行きたいというので強行。


夜から午前中ぐらいの勝負で行くことに。

同行者はこのヒト。








弟子をとらない師匠こと、カエル師匠(ナマザー)。



オレの電話を無視して、ガシガシ飯喰っていた。


道中のBGMは割りと最近のディラン。

目に見える場所にサイモン&ガーファンクルがあった。

ちょっとした配慮のようだ。




今回は割とスムーズに現場へ着いた。


車を降りたら降雨。

6時間くらい予報よりも早い。

しかし、土砂降りのウェーディングは苦ではない。

さっそく探っていく。



程なくしてカエル師匠がビッグサイズなズーナマを釣る。

なんとなく嬉しそうだ。

続けざまにズーナマ。




オレは久しぶりのナイトウェーディングで少々戸惑っていた。

街燈無し、月明かり無し、雨により難しい。

それでも下流の方をドンドンチェックして行くとルアーを2個引っ掛ける。

次第に雨が強くなり、土砂降り。





カエル師匠のところへ戻ると、ストリンガーに何か付いてる。

エロアロハでシーバスが釣れた様だ。

少し流れが弱まった辺りでのヒットらしい。

サイズは70アップのいいサイズ・・・・のような気がした。

あまりの土砂降りのため、残念ながら写真無し。




少し白んできた。

まずまず水位も上がってきた。

濁りとゴミを伴って、流れも強くなっていた。


3時間ほど土砂降りに当たっていて体が冷えたため、一旦車へ戻る。




予定では雨が振る前のナイトゲームで何本か釣って、雨降ってきた朝マズメにイイ釣りのつもりだったのだが・・・。

カエル師匠にナマズ2が釣れたのは良かった。

しかし、この雨の状況では水位上昇と釣りにならない濁りと流下ゴミになるのは時間の問題だ。





そうなると釣りになるのはギョクリバーしかない。

というわけで合流Pへ向かった。







川を見てみる。



玉川の方はこないだに比べれば濁りは入っているが、釣りにはなる。

半分より向こうの雄物川本流側は見る見る茶色になってきて、ゴミの量が増えてきていた。


水は雨の影響か冷たい。



これならまだマスも釣れるんじゃと思った。

「色」の境目を狙ってルアーを流し込んでいく。





少しするとカエル師匠のピックアップにシーバスが反応したらしい。

オレはフルキャストもルアーが高切れした・・・。

どうやらカエル師匠との相性が良くないようだ。




いつの間にか下流にいた師匠がヤマメを釣ってきた。

写真は忘れたが、まずまず笑顔だった。


「オレ、真面目にマス狙いますよぉ!!」


威勢のよい師匠の宣言が出た。


そう言うと上流へ向かっていった。






今日はもうダメだ。


ここでダメなら後は釣りにならないだろう。

高切れした時点で、そう思っていた。

本流側は完全にカフェオレと化し、木の枝やらゴミが毎回掛かってきていたからだ。

その時点でほぼシーバスは諦め、玉川サイドでサクラマスを狙うしかないとルアーを変えていた。



チョイスしたルアーはノースクラフト アビオンの鮎カラー。

案の定、玉川鮎がアビオンにアタックしてきた。

鮎が当たって来たと言う事はナチュラルだ。




少しずつ上流側へと釣り上がって行く。



そして



手前のブレイク付近に大きな流木が。



流木の下流側。



何も無し。




流木の上流側。




何も無し。








いや~、何もねえわけねえだろうと、アップに投げてジャカジャカジャークをかます。




流木近くに差し掛かったアビオンが横にスライドした時、







一瞬、下から黒い影が



ん?

ングゥン!?

言葉にするとこんな感じか。





「ヒットー!!」

思わず叫んだ。




サイズはそんなでもないが、この感じはマスだとすぐにわかった。

特にてこずる事も無く、無事キャッチ。











婚姻色が出た、綺麗な魚体。



鱸がだめでもお前がいてくれたか!!!





師匠の真面目マス宣言直後の一尾。



一気に憂さが晴れた。





今年もサクラマスの記事を書く事ができた。

目標達成。





その後師匠に写真をお願いするが、どうにも普通に撮ってくれない。




どーにか一緒に撮っていただいた。





眠さも吹っ飛んだ会心の一尾。


48cmと小柄だがサイズじゃなく嬉しいのがサクラマス。




正直帰るモード寸前だった我々だが、オレは息を吹き返した。

しかし、

緊急地震速報の警告音が鳴る。


川も濁りがいよいよ酷くなって来たため、川を後にした。






いつもの堰も数時間でここまでに。

随分と雨が降ったようだ。





帰り道に寄り道をして食べた湯田ソフトは、濃厚で美味かった。


今回の「川」はラストにドラマフィッシュが出て幕を閉じた。

川の状況を考えてもギリギリのタイミング。

時期的に見てもほぼ終盤だろう。

アビオンのジャカジャカジャークが効いたのか。



なによりも逆転サヨナラ勝ちな気分にさせてくれた


カエル師匠の「本気マス宣言」にありがとうと言いたい。






  

Posted by TeamUMIMAN at 23:59Comments(10)ザ・川鱸